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バストの病気 乳腺症
バストの病気

バストの90%は脂肪組織、10%の乳腺からできています。
この10%の乳腺が、線維性・嚢胞性の変化を起こした状態であり、乳房痛や嚢胞が生じたり、良性のしこりができるのが乳腺症(線維嚢胞性乳房疾患)です。

女性の乳房に多少のしこりがあるのは珍しいことではなく、特にわきの下に近い乳房の外側上部によくみられます。米国では女性の約30%に、このような乳房のしこりに痛みや嚢胞を伴う状態がみられ、乳腺症と呼ばれています。

女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンの濃度は、月経周期によって変動します。
女性ホルモンの濃度が増加すると、乳腺や乳管がひろがって体液を保持するため、いわゆるバストがはった状態になります。
こうした変化は、女性ホルモンの濃度が減少すれば、元に戻ります。
このようなホルモンによる刺激が繰り返されることによって、線維性・嚢胞性の変化が起こるのです。

乳腺症ではしこりが大きくなっていったり、重い感じや不快感、圧痛、焼けつくような痛みを感じることがあります。このような症状は閉経後に軽減する傾向があります。

しこりを採取して生検を行うこともあります。嚢胞の内容物を吸引することもありますが、この場合はよく再発します。
特に有効な治療法はありませんが、通常は治療する必要はありません。

(参考:メルクマニュアル医学百科家庭版)
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